コピアートペーパーを使うPhotogramシリーズその2。
「影をつかまえる。」
一枚目。摘んできた草花と、身に着けていたアクセサリーを置いて出来た影。ペーパーの上に、ふんわりと置いただけのPhotogramの基本形。草花をアクリル板で挿むと、押花みたいにしっかりと形が写る。
前エントリーのように、デジタルネガを使っていない純粋フォトグラム。または日光写真。
これはモミジの木蔭で、モミジの葉の影を捕まえたもの。風がある日で、辛うじてモミジと判る。他の木蔭でも捕まえたのだけど、それはもはや葉っぱではなくて雲みたいになった。
紫陽花である。右隅に私の指入り。トゲトゲ葉っぱの影も捕まえられていて嬉しい。
一枚目は摘み取って置いた。二枚目三枚目はそのまま翳しただけだ。
太陽光の下で紙を箱から取り出して、色が変ったら箱に入れる。帰ったらアイロン(またはラミネーター)を当てると像が出てくる。
また日光写真のワークショップの機会があれば、子供たちにはサイアノタイプよりコピアートペーパーの方が面白いかもしれないと思っている。