もうすぐ見る事ができなくなるらしい東京の建物ふたつ。
片倉工業本社ビル
昨年2月に東京駅から銀座まで歩いているときに撮影。
この入り口の素敵さはいったい何!? と。針穴で撮らなかったことが悔やまれる。
華僑ビル
先月、歌舞伎座から築地本願寺に歩いて向かう途中で見たビル。
雰囲気がその周辺のビルと良い意味で明らかに違っていた。1階ファサードのタイルが、これまで見た事もない素敵なタイル。店舗が入っていた入り口床のタイルもかわいい。2階から上はスクラッチタイルっぽかったが、傷みが激しいのかネットが掛けられていた。もう取り壊しが決まっているようで建物の中には入る事ができなかったけど、入り口や裏から中をのぞいた。
この日はとても暑くて、華僑ビルの裏手の日陰にいると心地よくて、道案内してくれた友人とずいぶん長くそこにいたのだけど、撮った写真は見直してみると少しだけ。
昭和の初めに建てられた華僑ビルからすると、ほんの少しだけの時間だけれど、
同じ時間を過ごせて良かった。
針穴写真のタイル壁追加