秋桜畑で見つけた幸運の印

昨日の出来事。天気も良いので自転車に乗って、いつもの公園へ行った。前回まわれなかった国際庭園と、風車の丘と鶴見新山に昇るのが目的だ。そこの風車の丘での出来事。(以下画像多め)


風車の丘にたどり着いたとたん、目にとびこんできた風景に思わず歓声をもらした。「わぁ!!」そこには真っ赤なサルビアとオレンジ色の黄花秋桜、そして秋桜の花が一面に咲いていた。丘の上には風車がくるくると回っている。文句無く夢心地だ。春にはここにチューリップで一杯になるというではないか。こんな素敵な場所を知らなかったなんて…。ここは車だとすぐだけど駐車場が高目。自転車だと近過ぎず遠すぎずで、良い運動になる距離なのだ。今回は針穴缶カメラも持ってきた。それも含め、いつものように色んなカメラで秋桜を撮っていた。


人が写ってないけれど、人もたくさんいた。高級カメラにズームレンズをつけて、秋桜を撮っているひとが多かった。秋桜や風車をバックに、ニッコリと記念撮影している人達も多かった。ここでは三脚に針穴HOLGAを付けて、私は秋桜を見上げて撮った後のこと、花壇の石のところにトノサマバッタがいるのを見つけた。チャンスとばかりに、デジカメをマクロモードにして、逃げられないようにそっとカメラを近づけた。


そうしていると、小さな男の子を肩車したお父さんがやってきて、トノサマバッタに気がついて子供に見せようとしている。しゃがんで肩車から男の子を下ろして、「めったに見れないからしっかり見ておくように」と大阪弁で言った。私はもう写真を撮ったから、この親子に場所を譲るため、少し右側へ移動した。そこの花壇の石の側に、クローバーが少しだけあったので、いつものように目で四つ葉のクローバーはないかと、探してみたところ、なんと『あった!』


いやんもう何年ぶりだろう! こういうものは素直に嬉しくて、摘み取り本に挟み持って帰った。トノサマバッタと親子に感謝だ。四つ葉のクローバー専門サイトというのがあって、そこで、日本では、三つ葉は「希望」「信仰」「愛情」の印。残る1枚は「幸福」のシンボルと言い伝えられてきましたと書かれていた。その後私は、この幸福を実感することになるとは、その時は全く思っていなかった。


いっぱい写真を撮って、公園を出たのが午後4時前くらい。帰りにビールも飲んでご飯も食べて、買い物もして、帰宅後シャワーも浴びて、バッグからカメラ等を出して空っぽにしたところ、何かが足りない。何度見直しても足りない。見当たらないものはこれだ。そう、愛情いっぱいに改造されまくった針穴HOLGAだ。12枚撮り切ったフィルムも入ったままだ。夫に最後に出したのはどこだと聞かれ、記憶を辿ってみる。そうだ!! フィルムを巻き終わって、自転車を止めていた木の植え込みの丸太の柵の上に置いた! 置いた記憶はある。「見てくる!!」と、洗った髪も乾かさないまま自転車で再び公園へ向かった。夜の8時前のことだ。全速力でペダルを漕いだので、とっても早く着いた。あそこになかったら管理事務所を探して尋ねてみようと思った。あの場所に着いたら、何やら光るものが見えた。HOLGAの横の金具だ!! そのままそこにあったのだ! 奇跡だ! だれもカメラだと思わなかったのか、平べったくて目立たなかったのか、なんでもいい。素晴らしい幸運だった。私はこれを四つ葉のクローバーのおかげだと、単純に信じている。
今Moblogのところに出ているステンドグラス調の『ほっ』というタイトルの画像は、その帰り道に撮ったものだ。(時間ちょっとずれているね)

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コメント

  1. miino より:

    サルビアすげー!
    そろそろ,鶴見緑地に行かねばと思ってましたが,もういい頃みたいですね。それに四葉クローバーに,針穴カメラもそのままあってよかったですね!!

  2. tearoom より:

    miinoさま
    ありがとうございます!! 本当に針穴カメラはそのままあって良かったです。未だ信じられない幸運だと思ってます。雨も降ってなかったし。四つ葉の効果は絶大ですね。
    そうそう、miinoさんの所からも近いですよね。サルビアの赤いじゅうたん、今が見頃と思いますよ。秋桜は、満開になった頃に私もまた行こうと思ってます:)

  3. rav より:

    しあわせみぃ~っけ!!!
    良かったね。

  4. tearoom より:

    ravさま
    ありがとうね。;)