えい文庫のカメラ本シリーズ

えい文庫のカメラ本シリーズ、1冊目に買ったのはここにエントリーしているように『お茶と写真の時間』だ。タイトルに魅かれたことと、そして文庫本だということ。それ以降ヨドバシカメラに立ち寄る度に、カメラ雑誌と書籍売場に足が向かうようになり、今所有しているカメラ本シリーズは7冊になった。


上の写真はポラロイドのピンホール80で撮った。これが針穴写真である必要は全くない。先日手に入れた、露出計のレッスンの一環だ。このカメラの針穴径は0.3mm 針穴から露光面まで46mm、f値は46/0.3で153.3。ISO100のタイプ89のフィルムなのでISOを100にあわせ、露出計のボタンを押す。その時8のメモリだったから、Hのところを8に合わせる。そうするとf90だと8秒だったから、f180で32秒だ。このカメラのf値が153だから32秒弱で良いはずだが、少し暗くなってきたから60秒露光した。こんな使い方で合っているのかわからないけど、私の露出計レッスンは現在こんな具合。間違いやアドバイスがあればぜひ!
露出計の話しはこれくらいにして、えい文庫の話しに戻ろう。『お茶と写真の時間』は難しい本ではない。写真好きさんのblogに多く紹介されているのがその証拠だとおもう。それから著者の藤田一咲さんの『ハッセルブラッドの時間』を買い求め、その後、ビーズ本の綺麗な写真で、その名前を知っていた渡部さとるさんの『旅するカメラ』を買った。最近出たばかりの『旅するカメラ2』も買い求めた。そして独特の色合いの美しいイラストが大好きな佐々木悟郎さんの『ライカ百景』も見つけた。そして先週手に入れた2冊が、藤田一咲さんの時間シリーズ『猫と写真の時間』と大西みつぐさんの『下町純情カメラ』だ。どちらも和む写真がたくさん載っていてお気に入りだ。私はこの本達は、出かける時に鞄に詰め込んでおくか、寝室に置いていて、眠る前に眺めてる事が多い。そんな感じの肩の力を抜いて楽しめて、写真が撮りたくなり、そして少し(?)物欲が刺激される文庫本達だ。
もし『猫と写真の時間』を買われたのなら、28ページの4行目から読んでほしい。そこでは猫を撮るということで書かれているけども、花だっていいし空だっていい。なんだっていいのだ。この文章は大いにうなずいた。そうそう!そうなんだよねと、私同様、うなずく人も多いのではないかと思う。そういえば私も散歩の途中で出会った猫は、挨拶代わりに写真を撮らせてもらっているな。猫毛アレルギーだから、触ってあげられないのだけど。
下に今回紹介した本のリストをまとめたので、よかったらどうぞ。(ビーズ本は、えい文庫ではありません)えい文庫のサイトを見ていたら、カメラ本以外も興味のあるタイトルが並んでいる。おすすめの本があれば教えて下さいね。(えい文庫に限らず ;))

お茶と写真の時間
藤田 一咲
ハッセルブラッドの時間
藤田 一咲
スタイリッシュ・ビーズジュエリー
日柳 佐貴子
旅するカメラ
渡部 さとる
旅するカメラ〈2〉
渡部 さとる
ライカ百景
佐々木 悟郎
猫と写真の時間
藤田 一咲
下町純情カメラ
大西 みつぐ

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コメント

  1. gucci より:

    えい文庫の写真関係の本ってこんなに出てたんですね。
    tearoomさんのblogを見て、「お茶と写真の時間」を買いました。気取らない良い本ですよね。今度は「旅するカメラ」が気になります(笑)。

  2. 道草カメラ より:

    猫を愛する人へ

    今日はとてもステキな本に出会えたので、ご紹介します。
    猫と写真の時間

  3. ゆきこん より:

    tearoomさん、こんにちは♪
    TBありがとうございます。
    わたしは『お茶と写真の時間』と『猫と写真の時間』しか持ってないんですが、tearoomさんいっぱい揃えましたねー!壮観です。しかも針穴で撮るあたり。
    えい文庫いいですよね。気軽に読めて読み応えもあって。
    そして興味をそそられるテーマが多い。自転車関係も出てるし。
    そのうちウクレレ関係も出そうで、ちょっとドキドキしてます。(エイムックではもうウクレレ本が出てるんですよね)

  4. vita より:

     おー!
    私「猫と写真の時間」が気になりますねぇ
    本屋 行かなくちゃw
    しかし、、写真関係の本 沢山!
    楽しい事で知識が増えるって事は
    いいですよね♪
    これから、秋、秋ざます。
    私も ちぃーとは本をめくろうかな、、と
    思いました。はい。

  5. tearoom より:

    gucciさま
    旅するカメラの渡部さとるさんは、サイトもあります。
    http://www.satorw.com/
    2のほうが写真多いですが、両方読まれることおすすめです:)
    ゆきこんさま
    えい文庫のこと書きたいなと思ってたら、ゆきこんさんとmorioさんがエントリーされていたので、大慌てでエントリーしました(笑)針穴で撮るあたりが意味のないコダワリと思って下さい:)
    ウクレレ本も、そろそろ出そうな気がします。楽しみですね。
    vitaさま
    知識が増えるかどうかは別にして(笑)猫と写真の時間は、vitaさんには見てもらいたいと思っておりますです。はい 🙂

  6. Rin より:

    tearoomさん、こんにちは。
    私もエイ文庫大好きです。
    今我が家には9冊並んでますよー。
    でもなかなか私の行く本屋さんでは探せなくって・・・。写真関連のところにも置いてないし。
    TBさせていただきまーす。

  7. Another stories より:

    下町純情カメラ

    下町純情カメラ味わいのある趣味の文庫 エイ文庫からの新刊です。書店に行ってもエイ文庫・・なかなか探し出せません。ひっそり棚の一番下に位置してたりするんだけど・・。

  8. tearoom より:

    Rinさま
    こんばんは。TBありがとうございました!
    わあ 9冊ですか?すごいですね:)
    でも集めてるわけではないのに何冊もたまってしまうのが、エイ文庫なんですよね。私もすぐに追いつきそうです(笑)本屋さんで探したこと、そういえばなかったなあ…。いつもヨドバシだったので、今度本屋さんで探してみようと思います。カメラ本以外も気になるのがちらほら 😉

  9. rav より:

    よく本屋でみかけて、気になってたの。
    今度じっくり読んでみたくなっちゃった。

  10. tearoom より:

    ravさま
    どれも通勤途中に気軽に楽しめる本ばかりなので、読んでみてくださいね;)

  11. 猫と写真の時間

    猫と写真の時間
    藤田 一咲
    またまたエイ文庫の写真本です。前作の『お茶と写真の時間』に続く藤田さんの写真本ですが、猫好き・猫写真好きにはたまらない一冊になっています。写…

  12. omote より:

    えい文庫、うまいですよねぇ。私も出るたびに買ってしまっています。
    tearoomさんの7冊に入っていない本では、内田ユキオさんの『ライカとモノクロの日々』が私は大好きです。内田さんの優しいモノクロを見ていると写欲がふわっと刺激されます。写真に疲れたときなんかにもぴったり〜。オススメですので是非。

  13. tearoom より:

    omote さま
    内田ユキオさんの『ライカとモノクロの日々』のオススメ、ありがとうございます!
    それも気になっていたのです。見つけ次第ぜひぜひ買いたいと思ってます。
    TBもありがとうございました:)