夕陽を見る楽しみ

今日の夕陽も美しくて、ささやかな喜びを噛みしめる。
この部屋から夕焼けを眺める習慣は、この部屋に越した時から始まっている。それまで住んでいた部屋から見える空は狭く、南向きなのに太陽の光が降り注がない暗い部屋だったのだ。きっとその暗い部屋に住んだ経験がないと、この喜びわからなかったのではないかと思う。変化する雲の形、雲の切れ目から射す太陽の光線、遠くに見える雨雲、空が日々見せてくれる『あたりまえのようにささやかなショー』を眺めていられる幸せを、少しだけでも記録したいと思っている。

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