大阪梅田から地下鉄でひと駅
徒歩で行ける場所にある昭和の残る町”中崎町”界隈
4年前くらいから顔を出しているお店もあれば、最近顔を出し始めたお店もあります。
気になってる店に、ひとりで気軽に入れない小心者なところがありまして、入店するまで時間がかかるくせに、一度入ってますます気に入ってしまうと何度も通ってしまいます。
今回と次回の写真は『スバコハイツ』に入っていた店の写真です。過去形なのは、現在のスバコハイツは空家になっていてるからです。7月の間に、ここに入っていたショップはすべて退室してしまいました。
私がここスバコハイツの存在に気がつきながらも、入る事ができなくて、やっと入ることができたのは4月の終わりでした。
そのきっかけは、Acruピンホール写真展で出会ったゲストのおひとりが、とても素敵な小瓶にサンドブラストで絵の書かれたチョーカーをされていました。思わず「そっ、それはどこで買われたのですか?」と尋ねました。その方が教えてもらったのが、スバコハイツの1Fにあった『Aqui’s shop』でした。

Acruピンホール写真展が終わった翌日、一緒に出展していたCさん(横浜在住)と中崎町散歩に行きました。その時にチョーカーの事を思い出して、スバコハイツの『Aqui’s shop』に入ったのでした。
Aquiさんはガラスのサンドプラスト作家さんで、店内には一目ぼれした小瓶チョーカーをはじめとして、大好きなガラス小物達がいっぱい! 明るい窓辺でキラキラと輝いていました。Aquiさんにここにたどり着いた理由や、6月にRcafeで友達と写真展をすることや、私が撮っている針穴写真の事など、話をしたところ、AquiさんはRcafeに行かれている方で、私の撮ったRcafeの針穴写真が店内に飾られているのを知ってた方でした。にこやかに迎えてくださった彼女の人柄とか、アーチストとしての姿勢とか、なにやら説明できないですが、良いパワーを感じ、Aquiさんと出会えた記念にと、そのお店で一番気になった葉っぱのチョーカーを買い求めました。

6月のRcafeでの写真展開催中、散策途中立ち寄ったショップでAquiさんと再会。偶然、Aquiさんの葉っぱのチョーカーをつけていました。話しかけてくれたのはAquiさんでした。その日のうちに写真展を観にRcafeに来てくださったようです。
それから何度かshopに立ち寄り、最後に訪れたのは7月の中頃。特注でオーダーしていた文字をサンドブラストした手鏡を受け取るためでした。入れたい文字とフォントを伝え、後は彼女のセンスにお任せ。受け取った手鏡は、それはもう素敵な出来上がりでした。

現在はショップはありません。だけどアトリエで個展に向けて製作されたり、オーダー品の注文を製作されています。また、三宮OPAの地下2階のストール屋さん『ECHARPE』でお手伝いをされています。先日、最後にお店を訪れた日に撮らせてもらった針穴写真のポストカードを持って、Aquiさんに会いたくて『ECHARPE』に行ってきました。素敵な笑顔は相変わらず! 品ぞろえが可愛くて、黒と白のインド綿のストールと赤いおしゃれなヘアクリップ買っちゃいました。
Aquiさんの今後の活動等はこちらでチェックしてください。
Aquiさんにオーダーの相談などをしたい場合は、2番目のサイトにメールアドレスが載っています。そちらからお問い合わせくださいませ。
Aquiのてづくり日和
Aqui’s Net

4枚とも針穴HOLGA5号


GRデジタルで撮ったオーダーした手鏡
追記 : その後Aquiさんは心斎橋のOPAの地下2階『ECHARPE』へ異動されています。先日こっそりのぞきに行ったら、相変わらずイキイキと素敵な笑顔で接客されていました。(2008.11.09)