お知らせばかりですみません。
三年前、大阪市港区海岸通のステムギャラリーで『天保山赤煉瓦倉庫写真展』に参加しました。参加者は六人。この写真展のために交渉に交渉を重ねて、二時間だけ特別に撮影をさせてもらいました。いろんな大人の事情から、その日に撮った赤煉瓦倉庫の写真は、この写真展以外では表に出してはいけない写真でした。
もう、ずっと仕舞ったままの写真になるはずだったのに、今回再びたくさんの人に見てもらえる機会をいただいたんです。それが今日から始まる『築港赤レンガ倉庫写真展』。
去年、おまつりのポスターに写真を使っていただいた、みなと秋まつり。今年も10/2に開催されます。今年はすごいんです。その日だけ特別に、外から眺めることしかできなかった築港赤レンガ倉庫のフェンスの中にミニツアーで入る事ができるんです。30分ごとの毎回25名限定なので、自由に入る事はできなくて、希望する人すべて入る事はできないかもしれません。しかし、赤レンガ建築、近代建築を愛するものとして嬉しい知らせでした。
赤レンガ倉庫は、天保山(築港)の海遊館のあるエリアから反対方向にあります。地下鉄中央線の大阪港駅で降りた人は、ほとんどの人が海遊館やサントリーミュージアムのある天保山マーケットプレイス側に向かいます。赤レンガ倉庫がある反対側は、CASOという良いギャラリーもあり、港大橋も良く見える良い場所なのですが、知る人ぞ知るエリアになってしまっています。

私は、三年前に展示したそのままの形で、モノクロで撮った針穴写真5枚で参加させてもらっています。お近くにお立ち寄りの際には、見てやって下さると嬉しいです。
『築港赤レンガ倉庫写真展』
石上智章 伊藤純 大場典子 福田頼隆
期間 : 2010年9月18日(土)〜10月2日(土)
場所 : 海遊館ホールロビー 無料
主催 : みなと秋まつり実行委員会

大阪市港区・みなと秋まつり