木津川アート2010に参加しています

もう11月中旬ですね。久しぶりです。
告知をしないまま、もうすぐ終わってしまう『木津川アート2010』のお知らせです。

木津川アート 4

3月に京都府木津川市の『木津川アート空間探しツアー』に参加して、初めての木津川市に触れ、一緒に参加してた東京の(昨年、「針穴の赤れんがに会いに行こう写真展」を一緒にしたおふたり)松嶋さん、大手さんと、何か楽しいことが出来そうで「また一緒にやりましょうか」と応募書類を出して審査通過。

6月に『木津川アート空間確認ツアー』で割り当てられた会場(南都銀行旧木津支店)の中で部屋探し。電車が遅れて途中参加となった私は、すべての部屋をゆっくりと見る事もできないまま、大手さんと松嶋さんに「どの部屋が良かったですか?」と案内してもらって見に行って、計画していることができそうな部屋に連れてってもらって、その部屋に隣接している倉庫を見て一目惚れして、その二部屋で希望を出して決まりました。倉庫、ロフト、実験室、書庫、準備室、どう使おうかワクワクしてきました。この日にこの部屋をみて、ほぼタイトルも決まったようなものでした。

『記憶秘密基地』

記憶秘密基地

8月のお盆休みの頃に、内部の掃除が二日間ありました。その日まで建物内に立ち入る事は出来ませんでした。掃除と片付けの他に、部屋や棚の採寸をやりました。
初めから計画していた事(カメラオブスキュラ)をやりたかった部屋は、老朽化により窓が開かなくて、その部屋で行う事は諦めなくてはいけなくなりました。その日から新たなるプランを練り直し。場所を探したり、別の方法を考えたり。

8月末に、別の方法の(松嶋さんと大手さんにつくってもらった)企画書を提出して、お許しをいただいて、ようやく一安心。松嶋さんに製作に入っていただきました。

それから決めたことは
・「記憶秘密基地」の展示方法の基準。
・共通のものとして、木津川市で撮影したものも取り入れようということ。
・南都銀行旧木津支店に残されていたモノたちも展示しようということ。
・木津川アート用に「森ガール的針穴カメラ」を製作し、そのカメラで撮った作品も展示しよう。
そのくらいでした。

三人ともモノづくりが好きだし、好みがわかり合えるからきっと大丈夫。
そう思っていました。松嶋真さんと大手久美さんの、会場で初めて見る作品と展示を観ながら、楽しくてワクワクしてたまりませんでした。「やっぱり!!」

私は撮ってきた写真を眺めながら繋げる作業が好きなので、繋げながらテーマ探しをして三つのテーマを設定しました。
・木津川散歩
・淀川水系の構造物
・水の記憶

10月30日、8月に掃除で入ってから入れなかった南都銀行旧木津支店に搬入設営開始のため、久しぶりに入りました。木津川アートが終わったら、道路拡張工事のため、解体されることが決まってる建物です。

すでに会期も残り数日になってしまいました。
木津川市の三つのエリアで行われている木津川アート。

私の展示作品数だけ数えたら、大小合わせ75枚ありました。大きい額装作品から、小さな小さな作品まで。考えているときも、作っているときも、展示しているときも、楽しくて楽しくてたまりませんでした。こんな展示をしたのも初めてだし、これからこんな展示ができることはほとんどないでしょう。
大阪からも遠いですが、ぜひお時間が許せば、観ていただきたいです。

木津川アート2010
●会期 2010年11月3日(水・祝)〜 2010年11月14日(日)
10時から17時 最終日は15時終了
●会場 木津本町、鹿背山、上狛
私は木津本町エリアの南都銀行旧木津支店です。

追記:これまでどこかで展示した作品も、たくさん持って来ています。

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