青柳啓子さんの暮らしの教科書達のエントリーでも触れたが、今月の初めに、青柳啓子さんのワイヤークラフトのレッスンに参加してきた。

以下画像多め
作るものは上の葉っぱのフック。うめだ阪急で行われたこのレッスンは、『青柳啓子のナチュラルハンドメイド』出版記念イベントの一環で、二日間にわたって、レッスンとサイン会が行われた。私が参加したのは一日目。

会費を払ってレッスン会場に入ると、こんな素敵な飾り付けがしてあった。なんてなんてなんて可愛いんだろう!! 席を決めた後、カメラで近寄り写真を撮りまくる。(撮影禁止ではなかった) 参加者は約50名だったが、レッスンが始まる時間までの間、殆どの人が青柳さんの作品達を、間近で眺め写真を撮っていた。普段の生活の中で、青柳さんの世界が好きだっていう人と出会うチャンスもなかったというのに、この会場のすべての人が青柳さんの世界が好きな人ばかり。嬉しくなってくる。

テーブルは4人ずつ座れるようになっていて、お名前をお書き下さいとメモがあった。材料がセットされていて、小さな花が飾られてもいる。もうここから青柳さんのおもてなしの心が感じられる。4人ずつというのは、あとで青柳さんが言われててたのだけど、仲良くなりやすい人数なのだそうだ。「お一人で参加している人が殆どでしょうから、どうかお友達になって帰って下さいね。」そんなことも言われていた。
時間になってレッスンが始まる前に、出版元の主婦と生活社の方からご挨拶があり、いよいよ青柳さん登場。ニコニコといつものあの笑顔で会場に入ってこられた青柳さんを、みなさん拍手で迎えられる。やっぱり素敵な人だ。小柄でショートカットで、服装も本で拝見するまんまで、サロンエブロンがとても可愛い。アシスタントさんも数人いらっしゃったけど、みなさん優しくて、青柳さんとそっくりなアシスタントさんもいらっしゃった。その方は、お子さんが幼稚園の頃からのお友達だそう。(青柳さんには息子さんがお二人居て、お二人ともすでに社会人だ。)

今回作る葉っぱのフック。材料はすべて準備されていて、用意されていたレシピを見るだけでも作れる。しかし、それではレッスンではない。私はモノを作るのが好きだけど、教室に通った経験はない。青柳さんのような、ライフスタイルも作品も人柄も好きだと思える先生に、出会っていれば通ったかもしれない。だから、女性ばかりのこのレッスンに、別の意味でもとても興味があった。
レッスンの方法は、まず一ヶ所に集まり作り方のお手本を見る。テーブルに戻り、そこまでレシピを見つつ手順を思い出しつつ作っていく。青柳さんとアシスタントさん達が各テーブルをまわって、わからない人や、うまくワイヤーを曲げられない人に個々アドバイスしてくださったり、代わってワイヤーを曲げてくださったりする。この上の写真の右上の『虫食い葉っぱのフック』の虫食い部分は、青柳さんに曲げていただいた。記念にその部分は全く触らないで仕上げた。嬉しかった。
ワイヤーの扱い方は、さすがに青柳さんはお上手で、手元を拝見していると惚れ惚れする。あっというまに形を作っていかれる。「何個も作っていくうちに、わかってくると思いますよ」とニコニコおっしゃる。ビーズで細いワイヤーや丸カンの扱いには慣れているものの、太いワイヤーは力加減がちょっと難しい。虫食い葉っぱのあとに、もう1段高度な力加減のいる『紅葉のフック』も作った。もう一つの『ギザギサ葉っぱのフック』は、材料は青柳さんのご好意でいただいて、家で各自作る事になった。でき上がった二つのフックにアクリル絵の具で色を付ける。トントントンとブラシでたたき付けるように、色を重ねていくと、アンティーク風に錆びた感じに仕上がるのだそうだ。(写真に写っているS字フックは、余ったワイヤーで勝手に作ったもの。アシスタントさんに「えらい!」といわれニッコリ)
フックができ上がった後に、ティータイム。シフォンケーキと紅茶をいただきながら、最近青柳さんが首に巻いていらっしゃる、フェルトのマフラーの作り方を教わる。チョーカーにもそれが使われているらしくて、どうやって作るんだろうと思っていたんでとても参考になった。アシスタントさんに「青柳さん、時間がありませんから」と止められるまで、教えてくださった。

その後、プレゼントをいただいた。それぞれ名前が書かれたカードと可愛いキャンドルとクリスマスリース、そして青柳さん宅のベランダのポストカード! それを全員のテーブルをまわって手渡す青柳さん。もう最高のおもてなし付きレッスンだった。サインが欲しくて買っていなかった『青柳啓子のナチュラルハンドメイド』の本も、レッスンの人には事前に本が希望と伝えると、名前入りで用意してもらえた。
最後に各テーブルの人達と青柳さんとで、記念撮影もしてもらえた。カメラは二台までと言われたので、私は遠慮した。そのかわり住所を皆さんと交換して、焼き増しをお願いした。私のテーブルに座っていた方は、今月が三人めのお子さんが生まれる予定日だという臨月近いKさん。大阪に転勤で来られて二年だとか。そして神戸のYさん。この方も私が大阪に来たくらいの時期、東京から関西にいらしたとか。(写真昨日届きました。ありがとう〜!!)それから、生まれてから一度も大阪を出た事がない、流れるような大阪弁に聞きほれてしまう大阪のYさん。青柳さんの本を見て作られたという素敵なサロンエプロンを見せていただいた。すごく素敵だった。なんだかとても別れが寂しかった。住所を交換したし、またいつかお茶でもできるといいな。参加して本当に良かった。楽しかった!!
コメント
梅田阪急で優雅な午後のティータイム。
いいなぁ、いいなぁ。
ワイヤークラフトという趣味が増えて、ますます寝る時間がなくなっちゃいますね :P
趣味だらけでガンジガラメの毎日で
全く優雅な日々はおくっておりませんが、梅田阪急は優雅で好きです;)
しっかり寝ないから、立派な大人になれないのでしょう…うぐぐ